銀行カードローンは、基本的に即日一括返済可能
銀行カードローンは分割払いではなく、リボルビング方式による支払いだからです。分割払いでは、最初に完済までの利息を均等に割り振るため、一括払いをした場合は払い戻し計算をする必要がありますが、リボルビング方式は日割り計算ですので、払い戻しの手間がかかりません。
しかし、日割り計算ですので、一括返済する時にいくら利息が必要になるか把握しておく必要があります。各社のホームページにある返済シミュレーションを利用すれば、すぐに計算できますね。
返済シミュレーションがない場合も、各社のコールセンターに連絡し、一括返済したい旨を聞かれれば、返済日までにかかる利息、返済総額を教えてくれます。コールセンターでは、そのまま一括返済の方法を決めることができます。
一括返済の方法
- 銀行振込
- 自社・提携ATM
- 口座引き落とし
- 店舗での一括返済
4つの方法があります。
一番簡単なのは窓口です。
スタッフが直接お金を受け取ってくれるので、確実に一括返済することができます。店舗まで通えない方には、銀行振込やATMを利用する方法は便利です。銀行カードローンは日割り計算ですので、その場で一括返済してしまえばOKです。ただし、銀行カードローンによっては事前連絡が必要な場合もあり、一括返済はATMではなく銀行振込するよう指示される場合もあります。
自身が契約している銀行カードローンのシステムについてよく分からない方は、コールセンターで確認した方がよいでしょう。適当に返済してしまうと、一括返済として処理されておらず、余計な利息が発生してしまう可能性もあります。
また、銀行カードローンの中にはひと月の中に通常返済の期間と追加返済の期間をそれぞれ設けている場合があるので、返済日にも注意しましょう。
たとえば、レイクでは返済日を含む14日前から返済する場合、繰上返済可能ですが、15日以上前に返済した場合、前月分に対する追加返済という扱いになり、別途当月分の返済が必要になります。たとえば、毎月30日が返済日で次回の返済日が4月30日の場合、14日前の4月16日から4月30日の間は、通常返済・繰上返済できますが、4月15日以前の返済については、3月30日の追加返済という形で扱われます。
追加返済の期間にまとめて入金しても、システム上は4月30日までの返済が済んでいないことになるので、あらためて当月分の返済が必要になるのです。もちろん、払い過ぎた分は後で返金してもらえますが、一括返済したことで手元にお金がなくなってしまうと、当月分を返済できず、慌てることとなります。
スムーズに一括返済するためには、自分の利用している銀行カードローンの返済方法について、きちんと確認しておくことが大切です。