銀行カードローンの限度額は500万円以上!?
銀行カードローンの融資限度額は非常に大きく、一般的に500万円以上であることが多いです。ただし、融資限度額がそのまま借入できるとは限りません。
銀行カードローンでは一人一人の返済能力に合わせて利用限度額を設定し、その範囲内で利用することとなります。
たとえば、最大500万円借入できる銀行カードローンでも、「あなたは50万円まで」と言われたら、50万円までしか借入できません。
ただし、銀行カードローンは契約している限り何度でも借入・返済できるので、50万円借りて返済すれば、また50万円借りられるようになります。
銀行カードローンの限度額は、銀行によって100万円のところもあれば800万円のところもあるなど、かなり差があります。
学生の場合は10万円以下、専業主婦の場合は30~50万円以下であることが多いです。
専業主婦でも配偶者の同意があれば、50万円以上も可能です。銀行カードローンでは、初めは利用限度額があまり高く設定されませんが、定期的に借入・返済を繰り返すことで徐々に限度額が高くなっていくことがあります。
信用性の高さが”限度額アップ”の鍵
契約したばかりでは、「この人は本当に返済してくれるのかな?」と不安点もありますが、延滞せずにきちんと返済することで信用されるようになります。信用性が高くなれば、融資限度額までアップできる可能性もあります。
限度額アップで金利は安くなります。
利用限度額が大きくなると、同じ金額を借りても金利が低くなる場合もあります。たとえば、「利用限度額が50万円以下の方は金利14%、利用可能額が100万円の方は金利12%」となっている場合、同じ10万円を借りても後者の方が、金利が2%低くなります。
消費者金融では、「10万円未満の借入は金利18%、100万円未満は15%」というように、借入額によって変化するケースが多いです。
銀行カードローンは利用可能額によって変動するケースが多いです。
ということは、銀行カードローンで利用限度額をなるべく高く設定してもらうと、金利が低くなるということです。実績を積み重ねていけば利息限度額が大きくなる分、限度額が上がっても金利に影響を与えない消費者金融よりも、お得に借入できる可能性があります(もっとも、消費者金融の場合も、独自に金利を引き下げる方法があります)。
また、銀行カードローンは総量規制の対象外ですので、年収を気にせず借入できるというメリットもあります。
総量規制とは、年収の3分の1までしか貸付できないという決まりであり、貸金業法によって定められています。
そのため、消費者金融やクレジットカード会社、信販会社など、貸金業者はどこも年収の3分の1までしか貸してくれません。他社借入も含めて3分の1なので、年収300万円の方は何件申し込んでも100万円までしか融資を受けられません。
しかし、銀行は貸金業者ではないため、総量規制とは無関係に融資を受けられます。銀行の融資額が消費者金融よりも大きくなりやすいと言われるのは、そのためです。
銀行カードローンがおすすめな人
- 大口借入を希望する方
- 低金利でカードローンを利用したい方
に銀行カードローンはおすすめです。