はちにのかん太くんカードの金利は年1.8%〜14.5%|限度額別の他行比較と使い分け

※この記事は2026年10月時点の各社公式サイトの掲載内容や制度をもとにまとめています。個別の商品条件は必ず各社の公式サイトでご確認ください。

八十二長野銀行(2026年1月1日に八十二銀行と長野銀行が合併)の「はちにのかん太くんカード」の金利は、年1.8%〜14.5%の固定金利で、保証料も金利に含まれています。金利は限度額で4段階に分かれ、300万円未満の契約はすべて年14.5%です。

この区分の幅の広さが、他行と比べるときの最大のポイントです。限度額50万円前後では大手銀行とほぼ横並びですが、100万円〜300万円未満の枠では段階を細かく刻む他行の方が低い金利になります。一方、全国から口座なしで申し込めて、固定金利で返済計画を立てやすい点は、同じ八十二長野銀行の他のローンにない特徴です。

金利は4段階、300万円未満はすべて年14.5%

利用限度額 金利(年・固定・保証料込)
1万円〜300万円未満 14.5%
300万円以上500万円未満 9.0%
500万円以上800万円未満 5.5%
800万円 1.8%

限度額10万円の契約でも、290万円の契約でも金利は同じ14.5%です。多くの銀行カードローンは100万円や200万円で金利が一段下がる表になっていますが、はちにのかん太くんカードは300万円に届くまで下がりません。広告で目に入る「年1.8%」は限度額800万円の場合の金利で、ほとんどの申込者が最初に適用されるのは14.5%の区分です。

限度額が50万円を超える契約では収入確認資料が必要になり、増額で300万円以上の区分に上がれば金利も9.0%に下がります。固定金利なので、区分が変わらない限り契約中に金利が上下することはありません。

「年1.8%〜」ではなく限度額ごとに他行と並べる

下限金利どうしを比べても、800万円の枠を持つ人以外には意味がありません。同じ限度額で契約したときの金利を、大手のみずほ銀行・三菱UFJ銀行と、関東の地方銀行で限度額別の金利を公表している常陽銀行キャッシュピットで並べました。

限度額 はちにのかん太くんカード みずほ銀行カードローン 三菱UFJ銀行 バンクイック 常陽 キャッシュピット
50万円 14.5% 14.0% 13.6%〜14.6% 14.8%
100万円 14.5% 12.7% 13.6%〜14.6% 12.0%
200万円 14.5% 9.7% 10.6%〜13.6% 12.0%
300万円 9.0% 7.7% 7.6%〜10.6% 9.8%
500万円 5.5% 5.7% 4.6%〜6.1% 7.8%
800万円 1.8% 2.0% 1.4%〜3.6% 1.5%〜2.5%

※金利は各行の限度額別の表(みずほ銀行は2026年7月8日現在、バンクイックは2024年9月16日以降の契約、キャッシュピットは2025年4月1日現在)から、その限度額が属する区分の値を抜き出したもの。はちにのかん太くんカード以外は変動金利です。

表から読み取れること

  • 50万円の枠では4商品の差は1.2ポイント以内で、はちにのかん太くんカードが特に不利ということはない
  • 100万円・200万円の枠では、はちにのかん太くんカードが最も高い。200万円ではみずほ銀行と4.8ポイントの差がある
  • 300万円で9.0%に下がり、500万円では5.5%と、みずほ銀行より低く常陽銀行より2.3ポイント低い
  • 800万円の1.8%は大手と同水準

旧・八十二銀行時代の記事では「500万円で借りた場合の金利は標準的」と紹介していましたが、現在の表でも500万円の区分は他行に見劣りしません。弱いのは100万円〜300万円未満の中間帯です。

1年間の利息に置き換えると

限度額いっぱいまで借り、1年間残高が変わらなかったと仮定した利息(残高×年利率、概算)です。

借入額 はちにのかん太くんカード 比べる相手 差額
50万円 72,500円(14.5%) 消費者金融の上限18.0%:90,000円 17,500円少ない
200万円 290,000円(14.5%) みずほ銀行9.7%:194,000円 96,000円多い
500万円 275,000円(5.5%) 常陽銀行7.8%:390,000円 115,000円少ない

少額なら消費者金融より明確に安く、高額の区分でも有利です。100万円〜300万円未満の枠を希望する場合は、同じ金額で他行の区分金利がいくらになるかを確かめてから選ぶと、年間で数万円単位の差を避けられます。

返済額による利息の差:50万円を14.5%で借りた場合

はちにのかん太くんカードの最少返済額は残高10万円以下で2,000円、10万円増えるごとに2,000円ずつ上がるため、残高50万円では10,000円です。毎月一定額を返した場合の概算は次のとおりです(利息は月割り、追加の借入なし)。

毎月の返済額 完済までの回数 利息の総額
10,000円(残高50万円時の最少返済額) 78回(6年6か月) 約27万1,600円
15,000円 43回(3年7か月) 約14万3,800円
20,000円 30回(2年6か月) 約9万8,900円

最少額のままだと利息は借入額の半分を超えます。月2万円にすると利息は約3分の1です。八十二長野銀行ATMとセブン銀行・ローソン銀行・イーネットのATMは借入・返済とも手数料が0円なので、余裕のある月に上乗せして入金しても手数料はかかりません。ただし毎月指定日型を選んだ場合、期日の15日以上前の入金は任意返済扱いとなり、次の期日の返済も別に必要です。

固定金利・保証料込みの意味

銀行カードローンの多くは変動金利で、見直しによって契約後に金利が上がることがあります。同じ八十二長野銀行のカードローン〈ニューマイティー〉も変動金利で、表示されている年9.875%・14.475%は2026年10月1日借入時点の値です。はちにのかん太くんカードは契約時の金利が続くので、長く借りる場合でも利息の見通しが変わりません。

保証会社はアコム株式会社で、保証料は金利に含まれています。表示金利以外に保証料を払う必要はありません。

八十二長野銀行の3つの借入の金利と使い分け

項目 はちにのかん太くんカード カードローン〈ニューマイティー〉 はちにのフリーローン
金利(年) 1.8%〜14.5%(固定) 9.875%または14.475%(変動) WEB契約3.6%・6.7%・8.9%・14.2%(固定、店頭は+0.3%)
借り方 限度額内で繰り返し借入 限度額内で繰り返し借入(口座連動) 一括で借りて分割返済
限度額 1万円〜800万円 30万・100万・300万円の3コース 1万円〜500万円(期間2か月〜7年)
地域・口座 全国、口座不要 WEB契約は長野・新潟在住(他県は同行で給与受取)、普通預金口座とインターネットバンキング契約が必要 ニューマイティーと同じ
保証会社 アコム 八十二信用保証 八十二信用保証
  • 長野・新潟在住で同行口座があり、100万円・300万円のコースに収まるなら、ニューマイティーの年9.875%が当たればはちにのかん太くんカードの14.5%より低い。ただし変動金利
  • 借りる金額と使い道が決まっていて、繰り返し借りる必要がないなら、はちにのフリーローンも候補。金利が14.2%以下の4段階で、返済が終われば借入も終わる
  • 県外在住、口座を作りたくない、必要なときに少しずつ借りたい場合は、はちにのかん太くんカード

ニューマイティーの申込では、審査結果によってはちにのかん太くんカードを案内される場合があります。

無利息期間の扱い

はちにのかん太くんカードの商品案内や利用条件に、無利息期間やキャンペーンの記載はありません。利息は「残高×利率÷365日×日数」の日割りで、借りた翌日から発生すると考えておきます。

10万円を30日間借りた場合の利息は、年14.5%で約1,192円です。初回30日間無利息の消費者金融なら、この分がかかりません。1か月以内に全額返せる見込みなら無利息の消費者金融、数か月以上かかるなら上限18.0%前後より低い14.5%のはちにのかん太くんカード、という分け方が目安です。

申込前に確認したいこと

  • 借入の目安:年齢・年収・他社借入額を入れる「3秒診断」で確認できる(結果は目安)
  • 審査回答:最短翌営業日が目安。申込が集中した場合は長野県・新潟県在住者を優先して案内することがある
  • 限度額50万円超:源泉徴収票などの収入確認資料が必要
  • カードが届く前の借入:振込サービスの振込先は本人名義の八十二長野銀行普通預金口座に限られる

まとめ

  • 希望する限度額が50万円前後なら、大手銀行と金利はほぼ同じ。固定金利・口座不要を重視して選んでよい
  • 100万円〜300万円未満の枠を考えているなら、他行の同じ限度額の金利を確認してから決める
  • 長野・新潟在住で同行口座があるなら、ニューマイティーやはちにのフリーローンの金利とも比べる
  • 最少返済額のままにせず、月数千円でも上乗せして利息の総額を減らす

関連記事:はちにのかん太くんカード・ニューマイティー・フリーローンの違い/はちにのかん太くんカードの返済方法|返済日の2タイプ・返済額・ATM/はちにのかん太くんカードの増額(増枠)方法

八十二長野銀行のカードローンの基本情報ははちにのかん太くんカードの紹介ページにまとめています。

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