銀行カードローンの審査に落ちたら|保証会社の重複を避ける選び方と再申込までの手順

銀行カードローン講座

公開 2017.03.17

更新 2026.10.18

※この記事は2026年10月時点の各社公式サイトの掲載内容や制度をもとにまとめています。個別の商品条件は必ず各社の公式サイトでご確認ください。

銀行カードローンの審査に落ちたあと、すぐに別の銀行へ申し込むのは得策ではありません。理由は2つあります。1つは、銀行カードローンの審査は保証会社が実務を担っており、別の銀行でも保証会社が同じなら同じ基準で判断されること。もう1つは、申込情報が信用情報機関に6か月間残り、短期間に複数申し込むと「申込件数が多い」こと自体が不利に働くことです。

落ちた原因を見直し、保証会社が異なる商品を選び、必要なら期間をあけて申し込む。この順番で進めるのが、遠回りに見えて最も確実です。この記事では主要銀行の保証会社一覧と、再申込までの手順をまとめます。

審査に落ちた直後にしてはいけないこと

続けて複数の銀行に申し込む

カードローンに申し込むと、金融機関は信用情報機関(CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センター)に照会し、その記録が6か月間残ります。他の金融機関もこの記録を見るため、短期間に何件も申し込んでいると「資金繰りに困っている」と判断されやすくなります。何件以上で不利になるかの基準は公表されていませんが、落ちた直後に数を打つやり方は避けるべきです。

同じ保証会社の銀行に申し込む

銀行カードローンの申込条件には「保証会社の保証を受けられる方」と書かれています。実際の審査は銀行と保証会社が行い、保証会社が保証を断れば契約はできません。A銀行で否決された場合、保証会社が同じB銀行に申し込んでも、同じ会社が同じ情報を見て判断するため、結果が変わる可能性は低いと考えられます。

主な銀行カードローンの保証会社

銀行カードローン 保証会社(2026年10月時点の公式表記)
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック アコム
auじぶん銀行カードローン アコム
ソニー銀行カードローン アコム
オリックス銀行カードローン アコム または 新生フィナンシャル
三井住友銀行カードローン SMBCコンシューマーファイナンス
ドコモSMTBネット銀行(旧住信SBIネット銀行)カードローン SMBCコンシューマーファイナンス
みずほ銀行カードローン オリエントコーポレーション または アイフル
楽天銀行スーパーローン 楽天カード または 三井住友カード
イオン銀行カードローン 銀行指定の保証会社(社名は公式サイトに明記なし)
千葉銀行 クイックパワー<アドバンス> エム・ユー信用保証
八十二長野銀行 はちにのかん太くんカード/北海道銀行 ラピッド/常陽銀行 キャッシュピット アコム
北洋銀行 スーパーアルカ SMBCコンシューマーファイナンス
スルガ銀行カードローン ダイレクトワン、オリエントコーポレーション、クレディセゾンのいずれか(審査で決定)

保証会社がアコムの銀行は多く、バンクイックで否決された後にauじぶん銀行やソニー銀行へ申し込むのは重複になります。SMBCコンシューマーファイナンス(プロミスの運営会社)も三井住友銀行・ドコモSMTBネット銀行・北洋銀行で共通です。みずほ銀行と楽天銀行は上記と重ならない保証会社を使っています。オリックス銀行は公式サイトの現行表記が「アコム または 新生フィナンシャル」で、以前の表記(ドコモ・ファイナンス または 新生フィナンシャル)から変わっています。

落ちた原因を確認する

銀行も保証会社も否決理由は開示しません。ただ、審査で見られる項目はおおむね共通しているため、次の点を自分で確認すれば原因の見当はつきます。

  • 年収に対する借入額:銀行は総量規制の対象外ですが、全国銀行協会の申し合わせ以降、年収に対する借入額を各行の基準で審査しています。他社借入が年収の3分の1前後に達していれば厳しくなります
  • 借入件数:件数が多いこと自体がマイナスに見られます。少額の借入を完済して件数を減らすのは有効です
  • 信用情報の延滞・事故記録:契約中の延滞はもちろん、過去の延滞や債務整理の記録(契約終了後5年、全国銀行個人信用情報センターの官報情報は7年)があると、記録が消えるまで通りにくい状態が続きます
  • 保証会社との過去の取引:保証会社自身の商品(カードローンやクレジット)で延滞した経験があると、社内情報として残っている可能性があります。その保証会社が付く銀行は避けるのが無難です
  • 申込内容の誤り:年収や他社借入の入力ミス、勤務先情報の誤りは虚偽申告と区別されず、否決の原因になります
  • 申込条件そのもの:年齢上限、居住地域(地方銀行)、口座の有無など、条件を満たしていなかったケースも少なくありません

原因が分からない場合は、信用情報機関に本人開示を請求して自分の記録を確認する方法があります。心当たりのない延滞記録や、完済したはずの契約が残っていることが見つかることもあります。

次に申し込むまでの手順

  1. 直近6か月以内の申込件数を数える。すでに2〜3件あれば、6か月あけてから申し込む
  2. 否決された銀行の保証会社を確認し、異なる保証会社の商品を候補にする
  3. 候補の申込条件(年齢・地域・口座・年金収入の可否)を確認する。給与振込など取引実績のある銀行は、申込者の情報を把握しやすいという意味で候補になります
  4. 他社借入を減らせるなら減らす。希望限度額は必要最小限にし、50万円以下なら収入証明書の提出も原則不要です
  5. 申込内容を正確に入力する

借入件数が多く、返済そのものが苦しい状態であれば、新たな借入を探すより先に相談窓口を使う方が結果的に早く立て直せます。日本貸金業協会の貸金業相談・紛争解決センター(0570-051051)、法テラス・サポートダイヤル(0570-078374)、消費者ホットライン(188)は無料で相談できます。

よくある質問

Q. 審査に落ちた記録は他の銀行に分かりますか?

A. 「否決された」という結果そのものは信用情報に登録されませんが、申込(照会)の記録は6か月残ります。照会記録があるのに契約情報がなければ、他社は否決されたと推測できます。

Q. 銀行で落ちたら消費者金融も通りませんか?

A. 審査基準は会社ごとに異なるため一概には言えません。ただし消費者金融は総量規制の対象で、年収の3分の1を超える借入はできません。年収に対する借入額が原因で落ちた場合は、消費者金融でも同様の結果になります。

Q. 6か月待てば通るようになりますか?

A. 申込記録が消えるだけで、延滞記録や借入額が変わらなければ結果は同じです。期間をあけることと、原因を解消することの両方が必要です。

まとめ

  • 銀行カードローンの審査は保証会社が実務を担う。別の銀行でも保証会社が同じなら結果は変わりにくい
  • 申込情報は信用情報に6か月残る。短期間の複数申込は不利
  • アコム系(バンクイック・auじぶん・ソニー・はちにの・ラピッド・キャッシュピット)、SMBCコンシューマーファイナンス系(三井住友・ドコモSMTB・北洋)など、保証会社のグループを把握して重複を避ける
  • 落ちた原因(年収比・件数・延滞記録・入力ミス・条件外)を見直してから次に申し込む。返済が苦しい状態なら相談窓口を先に使う

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