奨学金滞納はブラックリストに載る!カードもローンも審査落ちに?

奨学金滞納が原因でブラックリスト入り?

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大学生のおよそ半数が奨学金を受給している時代です。しかし、返還の必要がない給付型をもらっているのはわずか2%、ほとんどが返還義務のある貸与型を利用しています。そして、奨学金も滞納してしまうとブラックリストに入ることがあるというのはご存知でしたか?

奨学金滞納者が増えている理由

奨学金滞納者の増加が社会問題化しています。奨学金を利用して大学に通う人が増えた一方、卒業後に返済できないケースが急増しているのです。なぜ、このようなことが起きているのでしょうか?

学費が高騰し奨学金を借りる生徒が増加

文部科学省の統計によれば、1970年代の大学の年間授業料は国公立36,000円、私立182,677円でした。しかし、現在では国公立約50万円、私立約90万円という少なくない学費を毎年納めなければいけない状況です。

昔ならば学生がアルバイトで学費をまかなうことも可能だったかもしれません。しかし、もしも今アルバイトで学費を稼ごうとするならば学業に支障が出るレベルで働く必要があります。運が悪ければブラックバイトで酷使されてしまうということも……。きちんと勉強しようと考える学生ほど、奨学金を借りるという選択に至るのも当然のことです。

卒業後に就職できず奨学金を返せない

そこまでして大学に進学したいと考える人が多いのも、現在では最低でも大学卒業の学歴がなければ正社員として就職するのが難しいからです。一昔前ならば高卒で就けた仕事も、今では大学卒業以上の学歴を求められることも少なくありません。

つまり、今はたとえ大学を卒業したとしても、昔ほど高収入を期待できないということです。就職できずにニート、非正規雇用で低収入という大卒者もめずらしくありません。そのため、卒業後に奨学金を返済できない人が急増しているのです。

有利子奨学金が急増した

昔も奨学金を借りる学生は一定数いましたが、現在のような奨学金返済地獄に陥る人はめったにいませんでした。まじめに働いていればきちんと返済できたのです。それは、奨学金そのものが変わってしまったことも大きな原因のひとつといえるでしょう。

かつて、奨学金といえば無利子がメインでした。しかし、国の政策によって有利子奨学金が激増し、2003年をターニングポイントとして有利子洋楽筋を借りる学生が大多数になってしまったのです。

奨学金を滞納するとどうなるのか?

返還義務のある貸与型の奨学金は、れっきとした借金の一種です。お金を借りるわけですから、もしも延滞すれば督促が来るので注意しなければいけません。

奨学金は1回でも滞納すれば即督促

奨学金の返済は一般的に口座振替になります。残高不足では引き落としができないので、かならず振替日の前日までには必要な金額を入金しておくようにしましょう。

奨学金は1度でも滞納があると、すぐに債権回収会社から督促の通知が届いたり、電話がかかってきたりします。翌月に2ヶ月分が引き落とされるようになるので、それまでには必要金額を必ず口座に入れておくようにしましょう。

奨学金も遅延金が発生する

もしも、翌月も返済できないとなると遅延金が発生することになります。1回の遅延ならば本人への督促だけでしたが、2回目以降は連帯保証人にも通知が届くので要注意です。

連帯保証人は両親にお願いしている人も多いかもしれませんが、余計な心配をかけてしまうことにもなりかねません。2回滞納した時には、次の振替日に3ヶ月分の返済金にプラスして延滞金が引き落とされます。返済金だけでは残高不足になってしまうので注意してください。

奨学金滞納でもブラックリストになる

返済金も3ヶ月分プラス延滞金となると結構な金額です。「一度に支払うのは無理」ということにもなりがちですが奨学金を3ヶ月連続滞納するとブラックになるというのはご存知でしたか?奨学金の滞納記録も個人情報信用機関に登録されてしまうのです。

ブラックリストに入ると、クレジットカードの審査に落ちてしまったり、自動車ローンや住宅ローンを利用できなかったりということが起こります。学生時代の奨学金によって、社会人生活や結婚生活を脅かされる……というようなことにもなりかねないのです。

奨学金滞納で財産差し押さえ

奨学金滞納はブラックリスト入りだけですまないのがさらに恐ろしいところです。もしも9ヶ月滞納してしまうと、財産差し押さえ、さらには裁判所への訴訟費用が請求されることになります。

裁判の訴訟費用に加えて莫大な延滞金が発生していることから、どんなに返済しても奨学金の元本はなかなか減りません。奨学金といえども、普通の借金と変わらない借金地獄が待っているのです。

奨学金の返済に困ったらどうする?

以上のように奨学金を滞納したままでいて良いことはひとつもありません。もし、返済に困るようなことがあったら、できるだけ早く次のような行動に移しましょう。

奨学金の減額返還を利用する

災害、傷病、失業などの特別な困難に見舞われた時、減額返還という届け出ができる奨学金もあります。月々の返済額を2分の1または3分の1に減額し、返済期間も延長してもらえるというものです。

ただし、返還総額が減額されるわけではない点に注意してください。また、すでに1度でも滞納していると減額返還制度を利用することはできません。遅延を起こす前に、早めに相談するようにしてください。

奨学金の返還期限猶予を申請する

奨学金は特別な事情がある場合、一定期間返還期限を延期することができます。ただし、これも返還総額や利息が減るというわけではありません。

「就職したばかりで経済的な余裕がない」と、返済開始を遅らせることもできます。また「転職して収入が激減した」「扶養家族ができた」など、返済の途中で一時猶予期間を設けることも可能です。

奨学金は返還免除を求めることもできる

じつは、奨学金は返還免除を求めることもできます。減額返還、返還期限猶予などと違って、奨学金のいっさいの返還を免除されるのです。

しかし、これはレアケースです。奨学生本人が死亡、または心身障害を受けて返還不可能となった場合だけ申請することができます。基本的に一度借りた奨学金はせいぜい毎月の支払いや返還期間を長くしてもらえるだけで、絶対に元金と利息はきっちり取り立てられると考えて間違いありません。

奨学金地獄を債務整理で脱出

もしも、奨学金の返済総額をどうしても減らしたいならば債務整理の自己破産を選択するという方法もあります。自己破産とは財産のすべてを使っても借金が完済できない時、借金をゼロにしてもらう制度です。まずは弁護士に相談して、自己破産の対象となり得るのか回答を待ちましょう。

ただし、自己破産をすると奨学金の保証人に一括返済が求められる点に注意してください。また、自己破産した記録は個人情報期間に10年と長期間に渡って残ります。その間、クレジットカードを作ることはもちろん、各種ローンを組むこともできません。

奨学金でブラックリストにならない方法

奨学金でブラックリストにならないためには、まず、どの奨学金を借りるのかというところから慎重になりましょう。

給付型奨学金を利用する

やはり、返還義務がない給付型奨学金を利用できればそれに越したことはありません。これまでは成績優秀者だけが対象でしたが、2020年4月からはより多くの学生が利用できるようになったことはご存知でしたか?

世帯収入の基準を満たし「学ぶ意欲を持っている」と、判断されれば、給付型奨学金を利用できるようになったのです。ただし、対象となる学校が限られているので文部科学省サイトで確認するようにしてください。

日本学生支援機構以外の奨学金にする

奨学金というとまず最も有名な日本学生支援機構のものを利用しようと考える人がほとんどかもしれません。しかし、日本学生支援機構は信用情報を取り扱う機関のひとつ全国銀行協会に加盟しています。そのため、滞納をすればブラックリストになってしまうのです。

じつは、奨学金を提供しながら信用情報機関に加盟しているのは現在のところ日本学生支援機構だけです。大学や民間団体の奨学金ならば、やむをえない事情で延滞したとしてもブラックにはならないのです。

おすすめの奨学金はコレ!

奨学金は日本学生支援機構だけが提供しているわけではありません。次のような奨学金ならばブラックリストになる心配もなく利用できるでしょう。

地方公共団体の奨学金
各都道府県や市町村でも大学生へ奨学金を貸与しています。家庭の所得制限が厳しいのが難点ですが、条件さえ合えば無利子で月額20,000円~50,000円を貸与してもらええます。ただし、日本学生支援機構の奨学金との併用ができないことが大半です。

民間育英団体の奨学金
成績優秀、品行方正、指定高校からの推薦が必要……など、ハードルは高いものの、給付型の奨学金を受けることができるのは何よりの魅力です。大学に入学してから成績を上げて、2年生以上から給付をねらう方法もあります。公益財団法人日本国際教育支援協会、公益財団法人電通育英会、公益財団法人帝人奨学会、公益財団法人三菱UFJ信託奨学財団などをチェックしてみてください。

大学独自の奨学金
大学によって条件や金額はさまざまです。給付型の他、無利子の貸与型もあります。学校パンフレットをチェックし、春の募集を見逃さないようにしましょう。

奨学金でブラックリストにならないようにしよう!

最後に、今回の記事のおさらいをしましょう。

  • 奨学金利用者の増加、雇用状況の悪化などにより奨学金滞納者が増えている。
  • 奨学金も滞納すればブラックになる。
  • 奨学金の返済が難しくなりそうならば、返還期間を延ばしてもらうことなども可能なので早めの相談を!しかし、減額にはならない。
  • 奨学金滞納でブラックになるのを避けたいならば、地方公共団体、民間育英団体、大学独自の奨学金を利用しよう。

学費を稼ぐためにブラックバイトに手を染め、学校から足が遠のいていつしか退学してしまう人もいます。そうなるぐらいならば、たとえ有利子でも奨学金を利用して、勉強する時間をしっかりと確保したいものです。しかし、貸与型奨学金は実際のところ借金です。とくに、日本学生支援機構の奨学金は滞納すればブラックになるので要注意といっても過言ではありません。じつは奨学金には日本学生支援機構以外にもいろいろなものがあるので、よく調べてから利用してみてはいかがでしょうか。

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