キャッシングの必要書類|本人確認書類と収入証明書類の種類・提出が必要になる条件

初めてのキャッシング講座

公開 2014.06.09

更新 2026.10.18

※この記事は2026年10月時点の各社公式サイトの掲載内容や制度をもとにまとめています。個別の商品条件は必ず各社の公式サイトでご確認ください。

キャッシングやカードローンの申込に必要な書類は「本人確認書類」と「収入証明書類」の2種類です。本人確認書類はすべての申込者に求められ、収入証明書類は借入希望額などの条件によって必要になります。

貸金業者(消費者金融など)では、1社で50万円を超える借入、または他社を含めた合計が100万円を超える借入の場合に収入証明書類の提出が法律で義務付けられています。18歳・19歳の申込者は金額にかかわらず提出が必要です。また、本人確認の方法は2027年4月1日からICチップ読取が原則となり、書類の画像を送るだけの方法は使えなくなる予定です。

本人確認書類として使えるもの

本人確認書類は、申込者が実在する本人であること、現住所が申込内容と一致することを確認するための書類です。代表的なものは次のとおりです。

書類 特徴 注意点
運転免許証 顔写真・ICチップ付き。多くの会社で第一候補 裏面に住所変更の記載がある場合は裏面も提出
マイナンバーカード 顔写真・ICチップ付き。アプリでICチップを読み取れる会社が増加 通知カードは本人確認書類として使えない。マイナンバー(個人番号)が写らないように提出する指示が多い
パスポート 顔写真付き 住所の記載がないため、現住所を確認できる別の書類が必要になる場合がある
在留カード・特別永住者証明書 外国籍の申込者向け 在留期間が残っていることが前提
健康保険証 顔写真なし 単独では不可、または住民票などの補助書類と組み合わせる会社が多い

どの書類が使えるかは会社ごとに異なります。本人確認書類の住所と現住所が違う場合は、公共料金の領収書や住民票の写しなど、現住所が分かる書類を追加で求められるのが一般的です。引越し後に免許証の住所変更をしていない場合は、申込前に変更手続きを済ませておくと手戻りがありません。

2027年4月から本人確認の方法が変わる

犯罪収益移転防止法の施行規則改正により、2027年4月1日から、非対面(Web)での本人確認は本人確認書類の画像を送信する方式が廃止され、原則としてICチップ情報の読取(マイナンバーカードの公的個人認証を含む)に一本化されます。対面でも、運転免許証やマイナンバーカードはICチップの読取が必要になります。

金融庁は2026年10月、本人確認書類の画像流出事案を踏まえ、施行日を待たずICチップ読取へ移行するよう金融機関に要請しています。すでにSMBCモビットは2026年5月に公的個人認証(JPKI)を導入し、レイクやアコムもアプリでマイナンバーカードの読取に対応しています。各社の切り替え時期は異なるため、申込時に案内される方法に従ってください。ICチップ対応のスマートフォンと、運転免許証またはマイナンバーカードを用意しておくと手続きがスムーズです。

収入証明書類として使えるもの

収入証明書類は、申告した年収が実態と合っているかを確認するための書類です。会社によって認められる書類が異なりますが、主なものは次のとおりです。

  • 源泉徴収票(直近のもの)
  • 給与明細書(直近2か月分など、会社が指定する月数。賞与明細を併せて求められることもある)
  • 確定申告書(個人事業主・フリーランス)
  • 所得証明書・課税証明書(市区町村が発行)
  • 住民税決定通知書・納税通知書

いずれも最新年度のものが求められます。収入を多めに申告していた場合、書類と照合した時点で食い違いが分かり、審査落ちや限度額の引下げにつながります。年収は源泉徴収票の「支払金額」を基準に、正確に申告してください。

収入証明書類が必要になる条件

消費者金融・信販会社(貸金業者)の場合

貸金業法により、次のいずれかに当たる場合は収入証明書類の提出が義務です。

  • 1社からの借入(希望限度額)が50万円を超える
  • 他の貸金業者からの借入と合わせて合計100万円を超える
  • 申込者が18歳または19歳(金額にかかわらず、金融庁の要請に基づく)

これ以下の金額でも、会社の判断で提出を求められることがあります。レイクの「365日間無利息」のように、収入証明書類の提出を無利息の条件にしている商品もあります。

銀行カードローンの場合

銀行は総量規制の対象外ですが、2017年の全国銀行協会の申し合わせ以降、各行が年収証明の取得基準を設けています。三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」やみずほ銀行カードローンは限度額50万円超で収入証明書類が必要です。「銀行なら高額でも収入証明なしで借りられる」とは言えなくなっています。

借入先 収入証明書類が必要になる目安
消費者金融・信販会社 1社50万円超、または他社合計100万円超(法律上の義務)。18・19歳は金額を問わず必要
銀行カードローン 各行の基準による。バンクイック・みずほ銀行カードローンなどは50万円超

書類の提出方法

現在はWeb申込が主流で、スマートフォンのアプリや会員ページから書類をアップロードする方法が一般的です。郵送やFAXに比べて確認が早く、当日中の審査完了を目指す場合はWeb提出が前提になります。

前述のとおり、2027年4月以降は本人確認書類の「画像送信」は原則使えなくなり、ICチップの読取に切り替わります。収入証明書類については画像のアップロードが引き続き使われる見込みですが、提出方法は各社の案内に従ってください。

提出した書類と申込内容に相違があると、審査に通らないだけでなく、虚偽申告と判断されるおそれがあります。勤務先名、年収、他社借入額は正確に入力することが、書類準備と同じくらい重要です。

よくある質問

Q. 運転免許証を持っていない場合はどうすればよいですか?

A. マイナンバーカードが最も使いやすい代替書類です。パスポートや在留カードも使えますが、現住所を確認できる補助書類を求められることがあります。健康保険証のみで申し込める会社は限られます。

Q. 50万円以下の借入なら収入証明書類は不要ですか?

A. 法律上の義務はありませんが、会社の判断で求められることがあります。審査を早く進めたい場合は、金額にかかわらず源泉徴収票や給与明細を手元に用意しておくと安心です。

Q. 入社直後で源泉徴収票がありません。

A. 直近の給与明細(1〜2か月分)を認める会社が多いです。入社1か月目で給与明細がまだない場合は、雇用契約書などで対応できるか申込先に確認してください。

Q. 書類はコピーでもよいですか?

A. Web申込では原本を撮影した画像を提出します。ただし2027年4月以降はICチップの読取が原則となり、写真やコピーでは本人確認ができなくなる予定です。

まとめ

  • 必要書類は本人確認書類(全員)と収入証明書類(条件により)の2種類
  • 本人確認書類は運転免許証またはマイナンバーカードが使いやすい。住所変更は事前に済ませる
  • 消費者金融では1社50万円超・合計100万円超で収入証明が義務。18・19歳は金額を問わず必要
  • 銀行カードローンも50万円超で収入証明を求める銀行が多い
  • 2027年4月から本人確認はICチップ読取が原則。画像送信は使えなくなる

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