おまとめローンの金利と審査を比較|借入総額と借入先で変わる選び方

おまとめローン講座

公開 2014.10.01

更新 2026.10.18

※この記事は2026年10月時点の各社公式サイトの掲載内容や制度をもとにまとめています。個別の商品条件は必ず各社の公式サイトでご確認ください。

おまとめローンの最大のメリットは、借入をひとつにして総額を大きくすることで、適用金利が下がる可能性があることです。デメリットは、借入額が大きくなる分、審査が通常のカードローンより慎重になることです。

「一番おすすめのおまとめローン」は人によって異なります。借入総額が100万円以上か未満か、借入先に銀行カードローンが含まれるか、年収の3分の1を超えているかで、候補になる商品が変わるためです。

この記事では、各社の金利・限度額を一覧にしたうえで、状況別の選び方を整理します。

金利のメリットが出る仕組み

利息制限法の上限金利は、元本10万円未満が年20%、10万円以上100万円未満が年18%、100万円以上が年15%です。各社の金利もこれに沿って、借入額が大きいほど低く設定されています。

3社から合計120万円を借りている場合、1社ごとの借入は数十万円なので上限は年18%です。これを1社に120万円でまとめると、法律上の上限は年15%になります。実際の適用金利は各社の審査で決まりますが、この差がおまとめの金利メリットの根拠です。

逆に、借入総額が100万円に届かない場合は上限金利の区分が変わらないため、まとめても金利はあまり下がりません。この場合は、返済日の一元化と返済管理が主な目的になります。

大手消費者金融のおまとめ商品の比較

商品 金利(年) 限度額 年齢 返済期間 対象・備考
SMBCモビット おまとめローン 3.00%〜18.00% 800万円まで 満20〜65歳 最長160回 貸金業者の借入のみ、追加借入不可
アコム 借換え専用ローン 7.7%〜18.0% 1万〜300万円 — — —
アイフル おまとめMAX 3.0%〜17.5% 1万〜800万円 — — 初利用者向け「かりかえMAX」もあり(条件は公式で確認)
レイク de おまとめ 6.0%〜17.5%(100万円以上は6.0%〜15.0%) 10万〜500万円 20〜70歳 最長10年・120回 元利定額返済
プロミス おまとめローン 公式ページで確認 公式ページで確認 — — 消費者金融・クレジットカード会社の借入が対象、銀行カードローン対象外

上限金利で比べると、アイフル おまとめMAXとレイク de おまとめが年17.5%、SMBCモビットとアコムが年18.0%です。レイクは100万円以上で上限が年15.0%になると明記しており、総額が100万円を超える人には差が出ます。アコムは限度額が300万円までと他社より低い設定です。

銀行の借換え向け商品の比較

商品 金利(年) 限度額 備考
auじぶん銀行カードローン 借り換えコース(au限定割) 1.13%〜13.1% 100万〜800万円 他社借入の借換え専用。auユーザー向け
イオン銀行カードローン 3.8%〜13.8% 10万〜800万円 他行ローンの返済にも利用可と明記
みずほ銀行カードローン 2.0%〜14.0% 10万〜800万円 資金使途自由。口座が必要
三井住友銀行カードローン 1.5%〜14.5% 10万〜800万円 資金使途原則自由
楽天銀行スーパーローン 1.9%〜14.5% 最大800万円 借り換え向け案内ページあり
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 1.4%〜14.6% 10万〜800万円 資金使途は事業性資金を除き自由

銀行の上限金利は年13.1%〜14.6%で、消費者金融のおまとめ商品より3〜5%程度低い水準です。ただし、総量規制の対象外である代わりに、年収に対する返済能力の審査は厳格で、年収の3分の1近い借入がある人には枠が出にくい傾向があります。

状況別の選び方

状況 候補になる商品 理由
借入総額が年収の3分の1を超えている。借入先は消費者金融・クレジットカードのみ 消費者金融のおまとめ専用商品 例外貸付けとして審査対象になる。銀行は返済能力審査で枠が出にくい
借入総額が年収の3分の1以内。銀行の借入も含めてまとめたい 銀行カードローン・借換えコース 上限金利が低く、借入先の種類を問わない
借入総額が100万円以上 レイク de おまとめ(上限15.0%)、銀行 100万円以上で上限金利の区分が下がる
借入総額が100万円未満 金利差が小さいため、返済管理のしやすさと追加借入不可の商品 金利メリットより再借入の防止が重要

審査のデメリットへの対処

おまとめは1社で50万円を超える貸付になることが多く、収入証明書類の提出が必要です。審査では他社借入の件数、延滞の有無、申込履歴(6か月間保存)が見られます。件数が多い場合は1本でも完済してから、延滞がある場合は解消してから申し込むのが順序です。落ちた直後の連続申込は避けてください。

金利以外で確認すべき点

  • 毎月の返済額と完済までの回数(返済額を下げすぎると利息総額が増える)
  • 追加借入の可否(専用商品は不可。カードローン型は枠内で可能なため再借入に注意)
  • 随時返済(繰上返済)の方法と手数料(インターネット返済が無料の会社が多い)
  • 返済した借入先の解約

よくある質問

Q. 一番金利が低いおまとめローンはどれですか

A. 上限金利で見ると、表に挙げた中ではauじぶん銀行の借り換えコース(年13.1%)が最も低いですが、au限定割の対象者向けで限度額は100万円からです。適用金利は審査で決まるため、下限金利だけで比べる意味はほとんどありません。

Q. 50万円の借入でもおまとめの意味はありますか

A. 金利区分が変わらないため金利メリットは小さいですが、2〜3社に分かれているなら返済日の一元化と再借入の防止に意味があります。

Q. 消費者金融のおまとめ商品に無利息期間はありますか

A. 各社の無利息サービスは通常のカードローン(初回契約)が対象で、おまとめ商品への適用は公式に案内されていません。

まとめ

  • おまとめの金利メリットは、総額が100万円以上になり上限金利の区分が下がる場合に大きい
  • 消費者金融のおまとめ商品は上限年17.5%〜18.0%、銀行は年13.1%〜14.6%程度
  • 年収の3分の1超なら消費者金融の専用商品、以内で銀行借入も含めるなら銀行が候補
  • 金利だけでなく、返済回数・追加借入の可否・随時返済のしやすさで選ぶ

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