バンクイックの増額(増枠)の方法と審査|電話申込の手順・金利が下がる限度額の目安

バンクイック徹底検証

公開 2015.12.04

更新 2026.10.19

※この記事は2026年10月時点の各社公式サイトの掲載内容や制度をもとにまとめています。個別の商品条件は必ず各社の公式サイトでご確認ください。

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の利用限度額を増やしたいときは、第二リテールアカウント支店の専用ダイヤル(0120-76-5919)に電話して申し込みます。新規契約と同じように審査があり、保証会社のアコムも関わります。

増額で金利が下がるかどうかは、増額後の限度額がどの区分に入るかで決まります。100万円以下の枠の中で増えても金利の範囲は年13.6%〜14.6%のままで、金利が下がるのは110万円以上の区分に入ったときです。審査の基準は公開されていませんが、延滞のない返済実績があり、契約したときより収入や他社借入の状況が悪くなっていないことが前提になります。

限度額の区分と金利:増額で金利が下がるのはどこからか

バンクイックの金利は、利用限度額ごとに範囲が決まっています(2024年9月16日以降の契約、変動金利)。

利用限度額 借入利率(年)
〜100万円 13.6%〜14.6%
110万〜200万円 10.6%〜13.6%
210万〜300万円 7.6%〜10.6%
310万〜400万円 6.1%〜7.6%
410万〜500万円 4.6%〜6.1%
510万〜600万円 4.1%〜4.6%
610万〜700万円 3.6%〜4.1%
710万〜800万円 1.4%〜3.6%

この表から分かるのは、限度額30万円を50万円や100万円にしても、金利の範囲は変わらないということです。この増額で得られるのは「借りられる金額が増える」ことだけです。金利が下がるかもしれないのは、110万円以上の区分に入ったときです。

試算:80万円を借りている人が限度額100万円から200万円に増額した場合

新しい区分で何%になるかは審査で決まるため、区分の上限(年13.6%)と下限(年10.6%)の両方で計算しました。まず、残高80万円を1年間そのまま借りていると仮定した利息です(単純計算)。

適用金利 1年間の利息 年14.6%との差
年14.6%(増額前の区分の上限) 116,800円 —
年13.6%(110万〜200万円区分の上限) 108,800円 8,000円少ない
年10.6%(同区分の下限) 84,800円 32,000円少ない

次に、追加で借りずに毎月一定額を返して完済するまでの概算です。利息は「残高×年率÷12」の月割りで計算し、毎月16,000円(残高80万円のときの最少返済額)と20,000円の2通りで比べています。

適用金利 毎月16,000円で返す場合 毎月20,000円で返す場合
年14.6% 78回・利息約44万円 56回・利息約30万円
年13.6% 75回・利息約39万円 54回・利息約27万円
年10.6% 67回・利息約26万円 50回・利息約19万円

残高が大きく、長く返し続ける人ほど、区分が変わる増額の効果は大きくなります。それでも、金利が下がることより、毎月の返済額を4,000円増やすことのほうが利息を大きく減らす場合もあります。少ない残高をすぐに返す人には、金利の面での利点はほとんどありません。

なお、毎月の最少返済額は残高と適用金利で決まり、年8.1%を境に変わります。残高80万円の場合、年8.1%超〜15%未満なら16,000円、年8.1%以下なら8,000円です。100万円から200万円への増額では金利は8.1%を超えたままなので、最少返済額は変わりません。

増額の入口は「自分で電話する」と「銀行からの案内」の2つ

バンクイックの商品詳細には「利用開始後は、お取引状況に応じて限度額の変更をご案内いたします」と書かれています。返済の状況を見て、銀行側から増額を案内することがあるという意味です。案内が届いても審査はあるので、必ず増額されるわけではありません。それでも、銀行が利用状況を見たうえで声をかけているので、自分から申し込むより条件がそろっている場合が多いと考えられます。

案内を待たずに自分から申し込むこともできます。公式FAQで案内されている方法は専用ダイヤルへの電話です。同じ三菱UFJ銀行のカードローンでも、口座に借入機能を付ける「マイカード プラス」は、窓口と公式サイトでの増額受付を停止しています。同行で枠を広げたい場合は、バンクイックの増額が主な手段になります。

電話で増額を申し込む手順

  1. 手元に準備する:ローンカードか契約内容が分かるもの、今の勤務先と年収、他社からの借入件数と残高を確認しておきます。住所や勤務先が変わっていれば、先に会員ページ・アプリで登録情報を変更しておくと、電話での説明と食い違いません。
  2. 専用ダイヤルに電話する:第二リテールアカウント支店 0120-76-5919 は音声自動応答で受け付けています。受付は平日9時〜21時、土日祝9時〜17時(12月31日〜1月3日を除く)です。
  3. 質問に答える:希望する限度額、勤務先、年収、他社借入などを聞かれます。分からない数字を推測で答えず、源泉徴収票などを見ながら正確に伝えます。
  4. 書類を出す:増額後の限度額が50万円を超える場合は収入証明書が必要です。以前に出したことがあっても、新しいものを求められることがあります。
  5. 審査結果を受け取る:認められれば新しい限度額で利用できます。限度額はアプリ・会員ページの利用可能額で確認できます。

50万円の境目と収入証明書

バンクイックでは、利用限度額が50万円を超える場合に収入証明書が必要です。たとえば30万円から50万円への増額なら不要なことが多く、30万円から60万円なら必要になります。

収入証明書として一般的に使われるのは、源泉徴収票、直近の給与明細、確定申告書、課税(所得)証明書などです。会社員なら源泉徴収票が用意しやすく、自営業なら確定申告書の控えが中心になります。新規申込では、書類をWebアップロード、郵送、FAX、マイナンバーカードのIC認証などで出せますが、増額のときの出し方は電話で案内に従ってください。

審査の前に整えておきたいこと

返済の遅れを作らない仕組みにする

増額審査で最も見られるのは、これまで約束どおりに返してきたかどうかです。三菱UFJ銀行に口座がある人は、口座からの自動支払にすると返し忘れを防げます。口座がない人はATMか振込で返すことになるので、アプリや会員ページで次回の返済額と期日を確認する習慣をつけます。返済日は「毎月指定日」か「35日ごと」で、指定日の前14日以内に返した分はその回の返済に充てられます。

返済方法 使える人 返し忘れの防ぎやすさ 手数料
口座からの自動支払 三菱UFJ銀行に普通預金口座がある人 口座に入金しておけば自動で引き落とされる かからない
ATM ローンカードを持つ人(カードレス契約では使えない) 自分で期日までに入金する必要がある 三菱UFJ銀行・セブン銀行・ローソン銀行・イーネットのATMは0円
振込 口座やカードの有無を問わない 自分で期日までに振り込む必要がある 振込手数料がかかる場合がある

毎月の返済に加えて余裕があるときに多めに返すと、残高が減って利息も少なくなります。追加の返済が審査でどう評価されるかは公表されていませんが、残高が減れば年収に対する借入の割合が下がり、返済能力を説明しやすくなります。

保証会社アコムでの借入と他社への申込

バンクイックの保証会社はアコムです。アコムのカードローンも使っている場合、その利用状況は保証会社として把握されます。延滞があれば不利になり、残高が多いと増額の余地は小さくなります。

増額を申し込む直前に、他社のカードローンやクレジットカードへ申し込むことも避けます。申込の記録は信用情報機関に6か月残り、短い期間に何社も申し込むと、お金に困っている状況だと受け取られやすいからです。

状況が良くなってから申し込む

契約したときの限度額は、そのときの収入と借入をもとに決まっています。何も変わっていないうちに申し込んでも、判断が変わる理由が少ないということです。昇給した、他社の借入を完済した、返済を延滞なく続けた期間が長くなった、といった変化があってから申し込むほうが、筋の通った申込になります。銀行カードローンは総量規制の対象外ですが、銀行も年収に対する借入額を確認しています。

申し込むか、待つかの目安

今の状況 考え方
銀行から増額の案内が届いた 申込を検討してよい段階。希望額が50万円を超えるなら書類を準備してから電話する
昇給した、他社の借入を完済した 契約時より条件が良くなっているので、申し込む理由を説明しやすい
契約してまだ日が浅く、希望額に届かなかった 判断材料が増えていないので、延滞なく返済を続けてからにする
最近返済が遅れた、他社の借入を増やした 減額などの可能性もあるので、まず遅れの解消と残高の圧縮を優先する
毎月の返済が苦しく、借り足して返したい 増額ではなく、返済計画の見直しや相談を先にする

増額して借り足すと毎月の返済はいくらになるか

増額は、金利を下げる手段であると同時に、借りられる金額を増やすことでもあります。枠が広がったぶん借り足すと、毎月の最少返済額も上がります。年8.1%超〜15%未満の金利が適用されている場合(限度額200万円以下ならこの範囲)、残高ごとの最少返済額は次のとおりです。

借入残高 毎月の最少返済額
50万円 10,000円
80万円 16,000円
100万円 20,000円
150万円 30,000円
200万円 40,000円

たとえば残高80万円の人が増額後に70万円を借り足すと、最少返済額は月16,000円から30,000円に上がります。最少額だけを返していると残高の減りが遅いので、実際には上の額より多めに返す計画を立てておくと安心です。増額を申し込む前に、借り足した後の返済額を今の家計で払えるかを確かめておきます。

断られたとき、減額されたときの考え方

増額の審査では、今の返済能力があらためて評価されます。収入が下がっている、他社の借入が増えているなどが分かると、増額されないだけでなく、今の限度額が下がったり、新しい借入ができなくなったりすることもあり得ます。状況が悪くなっているときは、申し込まないことも一つの判断です。

断られた場合は、理由として考えられること(他社借入、返済実績の短さ、収入の変化)を一つずつ解消してから、間をあけて申し込み直します。すぐに別の会社へ新規で申し込むと、借入先が増えて返済の管理が難しくなります。「毎月の返済が苦しいので借り足したい」という理由なら、増額ではなく返済計画の見直しが先です。三菱UFJ銀行への相談のほか、日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター(0570-051051)、法テラス(0570-078374)にも相談できます。

よくある質問

Q. 申し込んだその日に増額されますか

A. 増額の審査にかかる日数は公表されていません。審査と書類の確認があるので、当日中に増額されることを前提にした資金計画は立てないでください。急ぎの支払いがある場合は、今の利用可能額の範囲でどう対応するかを先に考えます。

Q. 土日や夜でも申し込めますか

A. 専用ダイヤルは土日祝も9時〜17時、平日は21時まで受け付けています。12月31日〜1月3日は休みです。書類の確認や審査は受付のあとに進むので、週末に電話しても結果がその日に出るとは限りません。

Q. 増額の審査で勤務先に電話がかかりますか

A. バンクイックのFAQでは、申込や契約のときに勤務先の確認などのため自宅や勤務先へ連絡する場合があるとしています。増額のときに必ず電話があるという記載はありませんが、転職などで勤務先が変わっている場合は確認が入ることを考えておきます。

まとめ

  • 金利を下げたいなら、増額後の限度額が110万円以上の区分に入るかを先に確認する
  • 申込は専用ダイヤル 0120-76-5919。50万円を超える枠を希望するなら収入証明書を準備してから電話する
  • 延滞のない返済、アコムを含む他社借入の整理、直前の他社申込を避けることを優先する
  • 返済が苦しい状態での増額は避け、相談窓口や返済計画の見直しを先にする

申込前に確認したいこと

  • 増額審査にかかる日数と、結果の連絡方法
  • 銀行から案内を受けた場合に、電話以外の方法でも申し込めるか

いずれも第二リテールアカウント支店(0120-76-5919)で確認できます。

関連記事:バンクイックの金利は年1.4%〜14.6%|利用限度額との関係と金利が下がる条件/バンクイックの返済方法と返済日/三菱UFJ銀行カードローン バンクイック

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