楽天銀行スーパーローンのメリットとデメリット|金利・無利息の条件・ATM手数料・審査日数を整理

楽天銀行スーパーローン徹底検証

公開 2015.03.10

更新 2026.10.19

※この記事は2026年10月時点の各社公式サイトの掲載内容や制度をもとにまとめています。個別の商品条件は必ず各社の公式サイトでご確認ください。

楽天銀行スーパーローンの長所は、上限金利が年14.5%と消費者金融より低いこと、楽天銀行の口座がなくても申し込めること、専業主婦(限度額50万円まで)や条件を満たした学生も申込対象になることです。主要なコンビニATMや都市銀行のATMでは、借入・返済の手数料もかかりません。

注意したいのは、申込年齢の上限が62歳以下(パート・アルバイト・専業主婦は60歳以下)と低めなこと、審査結果まで最短当日〜2営業日かかること、勤務先への電話確認があること、そして30日無利息は楽天銀行の口座を同時に開く人に限られることです。

商品の骨格

項目 内容
金利 年1.9%〜14.5%(変動)。限度額10万〜100万円未満は14.5%
限度額 最大800万円(専業主婦は50万円まで)
申込条件 満20歳以上62歳以下(パート・アルバイト・専業主婦は60歳以下)、国内居住、毎月安定した定期収入があるか専業主婦
保証会社 楽天カード または 三井住友カード
申込方法 インターネット(来店・申込書の記入・郵送は不要)

金利:上限14.5%は少額の契約でこそ効く

初めての契約は少額になりやすく、上限に近い金利が適用されるのが一般的です。比べるなら上限金利で比べます。楽天銀行スーパーローンは限度額100万円未満なら一律年14.5%で、大手消費者金融の上限17.9%〜18.0%より約3.5ポイント低くなります。30万円を1年間借りたままにした場合の利息は、年14.5%で約4.4万円、年18.0%で約5.4万円です。

限度額が100万円以上になると金利の幅は年6.6%〜14.5%に下がりますが、最初から高い限度額が付くことは多くありません。ほかの銀行と比べると、みずほ銀行(上限14.0%)やソニー銀行(13.8%)より少し高く、三菱UFJ銀行のバンクイック(14.6%)とほぼ同じ水準です。

口座不要と、口座があると得になる点

申込に楽天銀行の口座は要りません。返済の引落し口座はほかの金融機関も指定できるので、メインバンクを変えずに使えます。一方、楽天銀行の口座を引落しにすると、返済日に27日を選べ、ハッピープログラムの優遇の対象にもなります。

30日無利息は「口座を同時に開く人」だけ

「はじめてのキャッシング」として、楽天銀行の口座の新規開設とスーパーローンを同時に成約し、返済口座を楽天銀行にした人は、初めて借りた日の翌日から30日間は利息が0円です。すでに楽天銀行の口座かスーパーローンを持っている人は対象外です。30万円を年14.5%で30日借りた場合の利息は約3,600円なので、条件に合う人には小さくない差です。

期間限定の金利半額キャンペーン

2026年10月時点では、適用金利を半分(年0.95%〜7.25%)にするキャンペーンも行われています。WEB申込は2026年8月17日10:00〜11月9日9:59、入会は11月24日まで、キャンペーン金利の適用は2027年1月15日までです。たとえば50万円を60日借りた場合、年14.5%なら利息は約1.2万円、半額の7.25%なら約6,000円です。

ATM手数料:主要なATMは無料、一部の地銀ATMで借りると有料

手数料の表記が商品概要とLPで違うように見えますが、内容は次のように整理できます。

ATM 借入 返済
セブン銀行・ローソン銀行・イーネット・イオン銀行・みずほ・三井住友・三菱UFJ・りそな・横浜など 無料 無料
北洋・常陽・足利・ちばぎん・静岡・広島など一部の地銀ATM 1万円以下110円、1万円超220円 無料

有料のATMで借りた場合の手数料はATMでは払わず、毎月の返済額から差し引かれます。地方に住んでいて地元の銀行ATMを使うことが多い人は、コンビニATMを使うほうが手数料を抑えられます。ATMを使わずに、指定口座への振込(1万円以上、千円単位)で借りる方法もあります。

審査日数と在籍確認:急ぎの借入には向かない

審査結果の案内は最短当日〜2営業日で、土日祝をはさむと数日かかることがあります。結果はメールで届き、振込の希望額を入れておけばカードが届く前に借りられます。今日中に現金が必要な場面では、大手消費者金融のほうが現実的です。

審査の一環として、勤務先への電話確認があります。非通知で担当者の個人名を名乗り、社名を聞かれた場合は「楽天銀行の○○」と答えます(非通知の着信を拒否している場合は番号を通知してかけます)。専業主婦の場合は在籍確認がありません。また、6か月以内に申し込んだことがある人は、再申込を控えるよう案内されています。

申込から借入までの流れ

  1. WEBの申込フォームに、希望限度額、職業、年収、他社借入などを入力する。振込で借りたい場合は希望額も入れておく
  2. 審査結果がメールで届く(最短当日〜2営業日)。途中で勤務先への電話確認がある
  3. 本人確認書類、必要な場合は収入証明書類(会社員は源泉徴収票・課税証明書・給与明細、自営業は課税証明書・確定申告書)を提出する
  4. 契約後、指定口座への振込で借りる。「楽天銀行スーパーローンカード」が届けば提携ATMでも借りられる

返済で押さえたい点

返済は残高に応じて毎月の額が決まる方式で、残高10万円以内なら月2,000円、30万円以内なら月5,000円です。約定日は1日・12日・20日・27日から選べます(27日は楽天銀行口座のみ)。口座振替のほか、提携ATMやPay-easyで追加の返済もできます。

毎月の返済額が小さいのは長所でもあり短所でもあります。30万円を月5,000円だけで返すと、年14.5%では完済まで約9年(108回、利息の合計は約23.7万円。月5,000円の定額で計算した概算)かかります。返済が遅れると、遅れた分を返すまで追加の借入はできません。残高別の返済額と返し方の詳細は楽天銀行スーパーローンの毎月返済額と返済方法で説明しています。

申込できる人の範囲

立場 扱い
会社員・パート・アルバイト 可(パート・アルバイトは60歳以下)
自営業 可(収入証明は課税証明書・確定申告書)
専業主婦 可(限度額50万円、60歳以下)
学生 条件を満たせば可
63歳以上 申し込めない(バンクイックは65歳未満、auじぶん銀行は70歳未満)

増額は入会6か月後から

契約後の増額は、メンバーズデスク(アプリ・サイト)か電話(0120-730-115、毎日9:00〜20:00)で申し込めます。入会直後や前回の増額申込から6か月未満、延滞中は申し込めません。審査の結果、増額幅が小さくなったり、今の限度額が減額・停止されたりすることもあり、増額の審査でも勤務先へ電話がかかる場合があります。

向いている人・向いていない人

向いている人 向いていない人
数十万円を数か月〜1年以上かけて返す人(上限金利の低さが効く) 今日中にお金が必要な人
楽天銀行の口座を新しく作ってもよい人(30日無利息の対象) 勤務先への電話確認を避けたい人
専業主婦で、配偶者と相談のうえ少額を借りたい人 63歳以上の人、60歳を超えるパート・アルバイトの人
コンビニや都市銀行のATMをよく使う人 地元の地銀ATMで借りることが多い人(借入時に手数料がかかる)

申込前に確認したいこと

  • 金利半額キャンペーンの適用条件(キャンペーンページで確認)
  • 年金のみの収入の場合の扱い(申込条件は「毎月安定した定期収入」。問い合わせは0120-720-115、平日9:00〜19:30、土日祝9:00〜17:30)

まとめ

  • 上限年14.5%で、少額・数か月以上の借入なら消費者金融より利息を抑えやすい
  • 30日無利息は口座の同時開設が条件。すでに口座を持つ人は対象外
  • 主要ATMは借入・返済とも無料。一部の地銀ATMで借りるときだけ手数料がかかる
  • 審査は最短当日〜2営業日で勤務先への電話あり。急ぎの借入には向かない

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