専業主婦とパート主婦でカードローンの選び方が違う理由|申込条件と各社の比較

専業主婦キャッシング講座

公開 2014.07.31

更新 2026.10.19

※この記事は2026年10月時点の各社公式サイトの掲載内容や制度をもとにまとめています。個別の商品条件は必ず各社の公式サイトでご確認ください。

主婦がカードローンを選ぶとき、パートなどで本人に収入があるかどうかで選べる商品がまったく違います。

パート・アルバイト収入がある主婦は、大手消費者金融5社も銀行カードローンも申込対象です。年収の額よりも「安定して継続しているか」が見られます。本人に収入がない専業主婦は、総量規制のある消費者金融は対象外で、専業主婦可を明記した銀行カードローン(楽天銀行スーパーローン・イオン銀行カードローン・スルガ銀行カードローンなど)に限られます。

この記事では、両者の違いの理由と、それぞれが比較すべき商品の条件を整理します。

違いの理由は総量規制

消費者金融(貸金業者)は、貸金業法の総量規制により本人の年収の3分の1までしか貸せません。年収がゼロの専業主婦は借入可能額が計算できないため、大手5社の申込条件はいずれも「本人に安定した収入があること」です。

銀行は銀行法のもとで営業し、総量規制の対象外です。そのため配偶者の収入をもとに専業主婦へ貸す商品を作ることができますが、実際に専業主婦を対象にするかは銀行ごとの判断です。

パート・アルバイト主婦 専業主婦(本人収入なし)
大手消費者金融5社 申込可(年収の3分の1まで) 対象外
銀行カードローン 申込可(商品の年齢・収入条件を満たせば) 楽天銀行・イオン銀行は可(50万円まで)、スルガ銀行は配偶者の同意があれば可。三井住友銀行は「難しい」、オリックス銀行は対象外。他は明記なし
収入証明書 1社50万円超または合計100万円超で必要 本人分は通常不要(限度額50万円以内)
郵送物なし・カードレス 消費者金融のWeb完結で可能 ローンカードが郵送される

パート主婦が比較する商品

大手消費者金融5社の条件

パート主婦が少額を短期間で借りるなら、無利息期間の有無と上限金利が比較の中心になります。

プロミス SMBCモビット アコム アイフル レイク
金利(年) 2.5%〜18.0% 3.0%〜18.0% 2.4%〜17.9% 3.0%〜18.0% 4.5%〜18.0%
限度額 1万〜800万円 1万〜800万円 1万〜800万円 1万〜800万円 1万〜500万円
申込年齢 18〜74歳 20〜74歳 20〜72歳 20歳以上(69歳まで) 20〜70歳
無利息 30日(初回借入日の翌日から) 記載なし 30日(契約日の翌日から) 30日(契約日の翌日から) 60日または365日(契約日の翌日から、条件あり)
勤務先への電話 原則なし 原則なし 一切なし 原則なし 一切なし

無利息期間は起算日に注意が必要です。プロミスは「初回借入日の翌日」から、アコム・アイフル・レイクは「契約日の翌日」からです。契約してすぐ借りないと、アコム・アイフル・レイクは無利息期間が借りる前に減っていきます。レイクの365日無利息は契約額50万円以上で収入証明の提出などが条件なので、パート主婦の少額借入では60日無利息が実質的な対象です。

パート主婦に適用される金利は、借入額が少ないため上限(年17.9%〜18.0%)に近い水準になります。

銀行カードローンの条件

銀行カードローンは上限金利が年13.8%〜14.6%程度の商品が多く(auじぶん銀行は年17.8%)、消費者金融より低い一方、無利息期間はほとんどなく、審査結果が出るまでに時間がかかる傾向があります。

商品 金利(年) 申込条件(抜粋) 保証会社
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 1.4%〜14.6% 満20歳以上65歳未満、パート・アルバイト可 アコム
みずほ銀行カードローン 2.0%〜14.0% 満20歳以上66歳未満、安定継続収入。口座必要 オリエントコーポレーションまたはアイフル
三井住友銀行カードローン 1.5%〜14.5% 満20歳以上69歳以下、原則安定収入 SMBCコンシューマーファイナンス
楽天銀行スーパーローン 1.9%〜14.5% パート・アルバイトは60歳以下 楽天カードまたは三井住友カード
auじぶん銀行カードローン 1.63%〜17.8% 満20歳以上70歳未満、パート・アルバイト含む アコム
イオン銀行カードローン 3.8%〜13.8% 満20歳以上65歳未満 当行指定の保証会社

保証会社は銀行に代わって審査と保証を行う会社で、多くが消費者金融系です。同じ保証会社の商品に続けて申し込んでも結果は変わりにくい、という点は選ぶときの参考になります。

専業主婦が比較する商品

専業主婦可を公式に明記している主な商品は、2026年10月時点で次の3つです。

商品 専業主婦の条件 限度額 金利(年) 口座
楽天銀行スーパーローン 満20歳以上60歳以下、「または専業主婦」と明記 50万円まで 1.9%〜14.5%(10万〜100万円未満は14.5%) 不要
イオン銀行カードローン 満20歳以上65歳未満、配偶者に安定継続収入 50万円まで 3.8%〜13.8%(10万〜90万円は11.8%〜13.8%) 不要
スルガ銀行カードローン 契約時20歳以上70歳以下、配偶者の同意を得て申込 審査で決定(限度額別の金利表・専業主婦の上限は非公表) 3.9%〜14.9%(固定) 不要

専業主婦には勤務先がないため在籍確認はなく、本人の収入証明も不要です。ただしローンカードが郵送され、イオン銀行は審査時に電話連絡がある場合があります。詳しい比較は楽天銀行スーパーローンとイオン銀行カードローンの比較をご覧ください。

クレジットカードのキャッシング枠という選択

すでに持っているクレジットカードにキャッシング枠があれば、新たな申込なしに借りられます。ただしキャッシング枠は貸金業法の対象で総量規制に含まれるため、専業主婦本人名義のカードでは枠が付かないか、ごく少額になるのが通常です。家族カードのキャッシングは本会員の枠を使うもので、利用明細と請求は本会員に届きます。

選ぶときの共通の注意点

  • 借入額は「借りられる上限」ではなく、毎月の家計から返せる額で決める
  • 最低返済額だけで返し続けると完済が長期化し、利息総額が増える
  • 専業主婦は返済原資が世帯収入。配偶者と相談したうえで申し込む
  • 「専業主婦でも即日」「審査なし」をうたう業者は違法業者の可能性がある

よくある質問

Q. パートの年収が低くても申し込めますか

A. 大手消費者金融は年収の下限を設けておらず、安定した収入があれば申込対象です。借入上限は年収の3分の1になります。

Q. パート主婦は銀行と消費者金融のどちらが向いていますか

A. 短期間で返せるなら無利息期間のある消費者金融、数か月以上かかるなら上限金利の低い銀行が有利になりやすいです。急いでいる場合は、最短時間を公式に表記している消費者金融の方が審査結果が早く出る傾向があります。

Q. 専業主婦がパートを始めたら選択肢は広がりますか

A. 広がります。本人の年収の3分の1までの範囲で消費者金融が申込対象になり、銀行カードローンも一般の申込条件で申し込めます。

まとめ

  • パート主婦は消費者金融・銀行の両方が申込対象。専業主婦は専業主婦可の銀行カードローンのみ
  • 違いの理由は総量規制。本人の年収の3分の1が消費者金融の上限
  • パート主婦は無利息期間の起算日と上限金利、専業主婦は限度額50万円と適用金利を比較する
  • どちらも返せる額で借り、専業主婦は配偶者と相談のうえで申し込む

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