カードローンの審査結果が出るのは早い・遅いがある
即日融資を利用したいと考えるならば審査結果が出るのが少しでも早いカードローンを選択しなければいけません。申し込みをしてから「これでは間に合わない!」ということにならないためには、商品選びにはくれぐれも慎重になりたいところです。審査結果が出るのが早いのは銀行なのか消費者金融なのか等、徹底調査しました!
銀行カードローンの審査にかかる時間
銀行カードローンは低金利、専業主婦でも利用可能といった魅力があります。一方「即日融資には向かない」ともいわれていますが、審査時間にかかる時間は実際のところどうなのでしょうか。
銀行カードローンの審査結果は早くても翌日
おもな銀行カードローンの審査結果が出るまでの最短時間は次の通りです。
金融機関 | 審査結果が出るまでの最短時間 |
---|---|
三菱UFJ銀行 | 翌営業日 |
三井住友銀行 | 翌営業日 |
楽天銀行 | 翌営業日 |
イオン銀行 | 翌営業日 |
住信SBIネット銀行 | 翌営業日 |
セブン銀行 | 数日 |
東京スター銀行 | 数日 |
ジャパンネット銀行 | 数日 |
オリックス銀行 | 約1週間 |
みずほ銀行 | 約2週間 |
りそな銀行 | 約2週間 |
以上のように銀行カードローンの審査結果が出るのは早くても翌営業日です。したがって、土日・祝日の前日に申し込んだ場合、さらに時間がかかることになります。
融資スピードも早いとはいえない
カードローンは審査が通った後の融資までにどれぐらい時間がかかるかも重要です。銀行カードローンはさすがに同じ銀行間ならばすぐに振込可能ですが、他行の口座への振込だったり、カードが郵送で届くのを待つとなったりすると何日もかかることもめすらしくありません。
口座を開設していれば早いことも!
みずほ銀行のカードローンは基本的に審査結果が出るまで約2週間かかります。しかし、事前にみずほ銀行の口座を開設しておけば2~3営業日というスピード融資も可能です。それでもやはり、即日融資というわけにはいきません。
早い審査結果を求めるなら三菱UFJ銀行
銀行カードローンの中で審査時間がかからず、なおかつ借り入れまでがスピーディーなのが三菱UFJ銀行です。審査に通ればテレビ窓口ですぐにカード発行もできます。
テレビ窓口は各支店のATMコーナーのわきなどに設置されています。
早めに審査だけすませておけば、会社帰りや土曜・祝日の急な出費にも対応できるというわけです。
消費者金融カードローンの審査にかかる時間
おもな消費者金融カードローンの審査結果が出るまでの最短時間は以下の通りです。
金融機関 | 審査結果が出るまでの最短時間 |
---|---|
プロミス | 最短3分 |
アイフル | 最短18分 |
アコム | 最短20分 |
SMBCモビット | 最短30分 |
レイクALSA | 最短15秒 |
銀行カードローンと比較すると格段に審査時間がかからないことがわかります。消費者金融カードローンは基本的に申し込んだ当日に審査結果が出るといってもよいでしょう。
消費者金融カードローンの融資までにかかる時間
消費者金融カードローンは審査結果が出るまでだけではなく、融資までにかかる時間も次のように非常にスピーディーです。
金融機関 | 融資までの最短時間 |
---|---|
プロミス | 最短3分 |
アイフル | 最短18分 |
アコム | 最短20分 |
SMBCモビット | 最短30分 |
レイクALSA | 最短25分 |
以上のように即日融資も何ら問題のない早い対応が消費者金融カードローンの一番のメリットともいえます。そのかわり、銀行と比較して多少金利は高めですが10万円以下の少額融資ならば利息は銀行と大差ないのも事実です。
「ほんのちょっと今日中にお金が必要」という時の心強い味方になってくれるのは間違いありません。
消費者金融の審査速度が速い3つの理由
理由①審査速度が早いことが売りになる
1つめは、他社との競争です。
キャッシングの利用者の中にはすぐにお金が必要という方も多いので、審査時間を短くすることで他社よりも自社にお客さんが集まるようにしたいのです。
以前は、何もしなくても利息で潤っていた消費者金融ですが、総量規制や過払金返還請求などにより経営に苦しむ消費者金融も多く、一人でも多くの新規顧客を獲得したいという本音があります。
銀行カードローンは低金利で勝負している
銀行は低金利ですので、黙っていても利用者が来る部分がありますが、消費者金融ですと低金利にできない分(銀行からお金を借りて消費者に貸しているので、どうしても銀行よりも金利を多く取る必要があります)、顧客を多く囲い込む必要があります。
理由②審査基準が緩い
2つめは、審査基準の低さです。
消費者金融は顧客獲得に熱心と言いましたが、そのために審査基準が緩く、必要条件を満たせばすぐに審査回答が出て、即入金というケースが多いです。
消費者金融も銀行も、大手であればコンピューター審査を行うことが一般的です。
速度重視でコンピュータ審査のみのケースも
コンピューター審査によって機械的に融資可能か否か、利用限度額はいくらかということを算出します。コンピューターですから、10秒程度で審査結果が出ます。
あとはスタッフによる最終確認となりますが、消費者金融は銀行のように詳しくチェックしません。
銀行カードローンは審査が厳しくなりやすい
銀行ですと、偽造書類の疑いなどもきっちり調べ、職場への在籍確認も本人が電話に出ないとダメ、という場合もあります。
しかし、消費者金融ですと多少疑いのある書類があっても「問題があったら本人のせい」と割り切って、あっさり審査に通してしまいます。
また、在籍確認も本人以外の人が電話対応してもOKですし、他社借入履歴などに特に問題がない場合は、在籍確認をせずに即OKというケースも結構多いです。
銀行カードローンで早いのは消費者金融が補償するから
コンピューター審査をクリアすれば、あとはほとんど審査に通過したのも同然というのが消費者金融であり、ゆえに入金スピードが早いのです。
ただし、銀行カードローンの保証会社が消費者金融の場合は丸投げしてしまいますので、消費者金融に準ずる形で審査スピードも早いです。
理由③自動契約機によるフレキシブルな対応が可能
3つめは、自動契約機の有無です。
大手消費者金融の多くは自動契約機を全国各地に設置していますが、銀行カードローンではほとんど自動契約機は使用していません。
そのため、店舗の営業時間が過ぎると、翌営業日に繰り越されることが多いですが、自動契約機があれば店舗の営業時間外でもその場でカードを発行し、融資を受けることが可能です。
事前にインターネット審査を済ませてから申し込むと、より効率的にキャッシングできます。
カードローンの申し込み方の違いで審査の早さに変化?
消費者金融カードローンは銀行カードローンと比較して審査・融資ともにスピーディーということがわかりました。しかし、その早いというメリットをいかすには申し込み方に注意が必要というのはご存知でしたか?
より早い審査結果を求めるなら店頭契約
現在、ほとんどの大手消費者金融カードローンがWebからの申し込みに対応しています。気軽に利用できるのはメリットですが、じつは店舗契約や無人契約機と比較すると審査が後回しにされる傾向があるのは無視できません。
やはり、店舗や無人契約機で長時間待たされるのは利用者にとって居心地が悪いものです。そういったことを考慮して優先的に審査を進めているともいわれています。それでもどうしてもWebからの申し込みにしたいならば、急いでいることをコールセンターに伝えてみましょう。
早い審査は平日のスムーズな在籍確認で実現
どんな消費者金融カードローンでも避けて通れないのが職場への在籍確認です。オフィスが閉まっている土日は在籍確認ができないため、月曜まで審査結果が出ないこともあります。
消費者金融カードローンの審査・融資スピードが早いというメリットを最大限にいかしたいならば平日に申し込むのが正解です。とくに確実に即日融資を受けたいならば、平日のうちにしっかりと準備をすすめるようにしてください。
申込書類に不備がないことも早い審査に直結
カードローンの申込書類は住所、氏名、年齢などの他、勤務先、年収、居住年数などさまざまな項目を書き込まなければいけません。間違いがあると審査に時間がかかってしまうので慎重に記入しましょう。
また、申込書類に添付する健康保険証、パスポートなどの身分証明書のコピーにも不備がないようにしてください。有効期限が切れていると審査を落とされてしまうこともあります。審査落ちは信用情報機関にも登録され、いわゆるブラックになってしまうので、くれぐれも注意してください。
審査・融資が早いのは消費者金融カードローン
最後に、今回の記事のおさらいをしましょう。
- 銀行カードローンの審査結果が出るのは早くても翌営業日。融資までにはさらに時間がかかる。
- 消費者金融カードローンならば審査・融資ともに当日OK!即日融資にも対応!
- 早い審査・融資を求めているならば消費者金融カードローン。ただし申込書類に不備があると時間がかかってしまうので要注意。
「少しでも早くお金を借りたい!」という時には銀行カードローンではなく消費者金融カードローンが断然おすすめということがわかりました。とくに、消費者金融の店舗や無人契約機に足を運べばより早い審査・融資を期待できます。足を運ぶのをためらう人も多いかもしれませんが、いざという時には勇気を出して行ってみてください!